サービスアパートメントにはホテルと同じでメイドサービスがありますが、その他の物件に住む場合は、お手伝いさんを自分で雇います。 タイに駐在員として住んでいる方のほとんどが、何らかの形でお手伝いさんを雇っているようです。タイ語ではお手伝いさんのことを「メーバーン」と呼びますが、タイ在住の日本人の間では、「アヤさん」と呼ばれています。
アヤさんの雇い方
アヤさんを雇う場合、ライフスタイルに合わせて、毎日や週三回など「通い」として来てもらうことができます。部屋数に余裕がある場合は、メイドルームを用意して「住み込み」で雇う方法もあります。 時間帯や支払方法(月給・日給・時給)、仕事内容(掃除・洗濯・料理や子供の面倒まで)など、希望にあったアヤさんを探し、契約時に詳細をきちんと決めておきましょう。
アヤさんの探し方
アヤさんの探し方も様々で、前任者のアヤさんをそのまま引き継ぐ駐在員の方も多いようです。 また、バンコクの日本人会のメイド紹介サービスを利用したり、アパートの管理事務所で紹介してもらう方法もあります。その他にも在タイ日本人のためのフリーペーパーでアヤさんを紹介している場合もありますが、いずれにせよ日本人家庭で仕事した経験がある人のほうが雇いやすいでしょう。
アヤさんを雇う上での注意事項
アヤさんを雇う上で、どんな点に注意したらいいのでしょうか。
- 周りの日本人の意見に左右されず、自分の生活に合わせた雇い方をする。
- 同じアパート内で数部屋を掛け持ちしているアヤさんを雇う場合、他の部屋が払っている給与を参考に聞いておいたほうが無難。(高いほうに合わせて昇給を要求するアヤさんがいるため。)
- 契約時にしっかり取り決めを交わし、サインとタイの身分証明書のコピーは必ず保管しておく。(勤務時間&曜日、休暇、仕事内容、給与&ボーナス、退職に関する規定等)
- 契約時にその家庭でのルールを作っておき、必ず守ってもらう。甘やかしはしない。
- 片言の英語や日本語ができるアヤさんもいるが、雇う側もある程度のタイ語の基礎会話を覚えておくとコミュニケーションがとりやすい。
- 現金や貴重品、現金を管理している棚の鍵などを目に付くところには置かず、盗難等のトラブルを未然に防ぐ。
日本ではあまり経験できないタイ人のお手伝いさんのいる生活。便利ではありますが、反対にストレスにならないように、上手に付き合っていきましょう。