スワンナプーム空港からの交通手段

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いよいよバンコクに到着です。まずはスワンナプーム空港からバンコク市内へと移動しましょう。空港から市内までは約 20km ほどの距離があります。この距離をどんな交通手段で移動できるかを紹介していきます。いずれの手段を使っても、バンコク市内へはスムーズに行って30分。渋滞にはまると90分かかります。渋滞にはまってもイライラせずに「これもバンコク」ぐらいの気持ちでいた方が良いかもしれません。熱帯の空気に身も心もリラックスさせて、楽しいバンコクの滞在が始まります。

スワンナプーム空港からバンコク市内へ

スワンナプーム空港からバンコク市内へは様々な交通手段があります。到着ゲートをくぐるとすぐにタクシーなどに勧誘する人達が待っていますが、ぼったくりなどの被害に会うのを避けるためにも、以下で紹介する移動手段をお勧めします。まずは自分のスーツケースなどの荷物を受け取って税関を通ったら、待合所 (Meeting Point) のサインに従って空港建物を出ます。

bkkinfo11-2パプリックタクシー / メータータクシー (Public Taxi)

空港から外に出ると玄関前に小さなスタンドがあります。これがパプリックタクシーの受付窓口でタクシーと乗客の仲介をしてくれます。手数料に50バーツかかりますが、タクシー料金自体が安いのでこの手数料をいれても市内まで300バーツほどしかかかりません。(二人以上で乗るのなら、以下で紹介するエアポートエクスプレスバスよりもお得です。)高速道路を使った場合は、別途加算されます。
こういった仲介業者を利用せずに、流しのタクシーを利用してしまうと、目的地に付いたときに倍以上の金額を請求されるというトラブルにもなりかねませんが、仲介業者を通した場合は多少は安全になります。

リムジンタクシー (Limousine)

パプリックタクシーよりも利用料金が高いですが、運転手の身元なども徹底管理されているので、確実な安全性を求めるならこのリムジンタクシーです。快適さでもパプリックタクシーよりも遥かに勝っていて、一番安いクラスでもトヨタ車のカムリで、高いクラスになるとベンツなどの人気外国車が使用されます。料金はカムリクラスで約 1,800 バーツ、外車クラスでは 2,200 バーツと通常のタクシーの 6〜8倍です。

エアポートリンク / 新高架鉄道 (Airport Rail Link)

車と違って電車なので渋滞による移動時間のロスがありません。予定した通りの時間に到着するのが何よりも魅力的です。空港を出発してから西方面に進行し、30分ほどで BTS のパヤタイ駅に到着します。運賃は乗車距離に応じて変わり 15〜45 バーツほどです。空港とマカサン駅を結ぶ特急もあり、所要時間は15分ほどで、運賃は150バーツです。

エアポートエクスプレス (Airport Express / 略して、AE)

15分〜30分置きにエアポートとバンコク市内各地を結んでいるバスで全部で4路線あります。料金は一律150バーツです。

  • AE1 – シーロム通り
    AE2 – カオサン通り
    AE3 – スクムビット通り
    AE4 – ホアランポーン駅行き

bkkinfo11-3到着ロビーを抜けて、地上一階にバス乗り場があり、チケットカウンターは空港の一階と二階の出口にあります。チケットカウンターで行き先を告げると、バスの番号とチケットを渡してもらえます。エアポートバスは飛行機の早朝便や最終便にあわせて運行しています。

市バス

エアポートエクスプレスのような長距離バスでなく、普通の市内を走っている市バスも利用できます。しかしバンコクのバス路線は複雑ですので、そうとう慣れた人にしかおすすめできません。空港からシャトルバスにのって、バスターミナルまで移動します。そのあとは目的地別の市バスに乗ってそれぞれ移動します。この市バスを利用する最大のメリットは料金で、バンコク市内まで2〜50バーツで移動することができます。

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タイ・バンコクのおすすめ観光スポット

バンコクのガイドブック、見たい所、食べたいもの、遊びたい場所は選んでいたらきりがありません。とはいえ旅行者にとってバンコクに滞在できるのは限られた時間なので、その自分の望むもの全てを体験することはできません。限られた時間内で一秒たりともムダにしないでバンコクを遊び尽くしたい方のため、魅力的なバンコク10の場所を厳選してご紹介します。

バンコクをもっと好きになる10の観光スポット

王宮とワット・プラケーオ | The Grand Palace and Wat Phra Kaew

チャオプラヤ川東岸にある、通称エメラルド・ブッダと呼ばれるヒスイの仏像を安置するワット・プラケーオはバンコク王朝を守護する菩提寺であり、王室専用で僧侶のいないお寺です。 王宮とワット・プラケーオは広大な敷地にあり、見て歩くだけでもタイの人たちの宗教観、歴史、建築、芸術、美意識に圧倒される、荘厳かつ豪華絢爛な場所なのです。 王宮近くにはワット・ポーというお寺もあり、タイ最大の仏像を拝む事もできます。 ノースリーブとショートパンツなど、肌を露出した服装では入る事が出来ないのでご注意ください。王宮とワット・プラケーオは隣接しているので、しっかりと時間をとってゆっくり見て回る事をお薦めします。
住所:Sana Chai Road

ワット・アルン | Wat Arun

「暁の寺」、三島由紀夫も小説の題材に取り上げた、美しいお寺です。チャオプラヤ川の西岸にあるこのお寺もまた、外せない観光名所の一つです。 ビルマからアユタヤを解放したタクシン王(トンブリ朝)が1767年に、ここを都とし、ワット・アルンの建設を始めました。ワット・プラケーオの「エメラルド・ブッダ」を安置し、本尊としていました。 大仏塔の大きさもさることながら、大仏塔を覆い尽くす装飾と中国製の陶器タイルの美しさには建立時の王家の財力、気が遠くなりそうな労力にはただただ圧倒されるばかり。 ワット・アルンの美しさは夕暮れ時、それから夜にライトアップされた時です。観光船に乗ってロマンチックな気持ちに浸る夕べも格別です。
住所:Tha Tien Pier

エラワンの祠 | Erawan Shrine

チットロム駅からすぐの所にあり、ショッピングセンターからも近いので気軽に立ち寄る事ができます。仏教の巡礼者には外せない祠です。ご利益があるとして、バンコク随一のパワースポットとも呼ばれ、一日中お花やお線香を供える人達で溢れています。願いが叶ったらお礼として、タイの舞踊を奉納するためか、タイミングが良ければタイの舞踊を見る事も出来ます。
住所:494 Rajdamri Road

サイアム パラゴン | Siam Paragon

エラワンの祠から数ブロック歩くと、そこはサイアム・スクエア。サイアム・パラゴン・ショッピングセンターなど巨大デパートの複合施設になっています。高級店が集まるショッピングセンターは、エアコンも効いているのでゆっくり買い物ができます。近所には伊勢丹もあるので、日本人も多く集まるスポットです。フードコートは各国料理が並び、便利で美味しいので有名です。メニューが多すぎて悩むので、お腹がすいて来たら早めにフードコートに向かいましょう。バンコクが世界に誇る複合商業施設。清潔感、開放感たっぷりで、来る人を疲れさせません。
住所:991/1 Rama 1 Rd

ナナプラザ | Nana Plaza

スクムウィット通り、ナナの交差点にあるナナプラザ。タクシーでもスカイトレイン(BTS) でも簡単に行く事が出来ます バンコクの夜遊びと言えばナナプラザ。ゴーゴーバーが27店舗あり、その他に、ホテルや飲食店、美容院などがあります。
住所:4 Nana Tai, Sukhumvit Road

バイヨークスカイタワー2とプラトゥーナム市場 | Baiyoke Sky Tower II & Pratunam Market

バイヨークタワー2はバンコクで一番高いビルです。地上309メートル、84階建てで、現在世界第33位のタワーです。 17階より上はバイヨークスカイホテルで、77階に展望台、76階と78階にレストランがあります。最上階84階の展望台は野外展望台で360度回転するので、眠らない街バンコクの夜景を楽しむ事も出来ます。 バイヨークタワーの南側には洋服の問屋街として知られるプラトゥーナム市場があります。 プラトゥーナム市場では、洋服・靴・バッグ・アクセサリー・ファッション雑貨など、可愛い物がたくさん売っています。世界中からバイヤーが集まるプラトゥーナム市場は、まとめ買いがお得です。商品が決まったら、値下げ交渉をするのも楽しいですよ。
住所:222 Rajaprarop Road, Rajthevee

シローム通り | Silom Road

シローム通りの良さは、「古き良きバンコク」にあります。未来へ進み続けるバンコク、発展し続けるバンコクの中で、シローム通りには、新しい商業施設のような洗練しつくされた派手さはありませんが、以前と変わりなく小さなお店が並び、伝統工芸や骨董品、上質の布地などを手に入れる事が出来ます。 シローム通りにあるシロームヴィレッジにあるレストランでは、タイ舞踊を見ながら食事を楽しむ事が出来ます。
シロームヴィレッジ 住所: 286 Silom Road

チャトチャック市場 | Chatuchak Weekend Market

金・土・日とオープンする市場。暑い日は冷たい飲み物などを買って水分を取りながら回りましょう。巨大な街のようでもあり、迷路のようでもあるこの市場。激安雑貨から高級雑貨まで何でも揃います。高級デパートで売っている物が、安価で売られている場合もあり、要チェックです。広大なので迷子にならないように注意しましょう。日よけの為の帽子は必需品。雨期であればスコール対策もしましょう。詐欺師まがいに声をかけてくる人や、スリもいます。かとおもえば、ゲート近くには宅急便ショップもあり、日本にお土産を送る事もできます。楽しくて便利で面白くて油断ならない、混沌としたバンコクのチャットチャック市場はアジア1、もしかしたら世界1の市場です。
会場:Chatuchak Park

ヤワラート / 中華街 | Yaowarat / China Town

日本で言えば横浜中華街のような、バンコクにある中華街。とても大きな中華街です。水色、赤、オレンジ、黄色、といったカラフルな車が渋滞している大通りの両脇を、多いかぶさるように漢字で書かれたレストランの看板が掲げられて、大勢の人が行き交って、活気と美味しい物にあふれた道です。
住所:Yaowarat Road, Samphanthawong

ドゥシット動物園 | The Dusit Zoo

80種以上の爬虫類、気持ち良さそうに過ごすクマに、同じ目線でカバを見る事が出来るカバエリア、世界にただ一頭しかいない雄のホエジカ、トラ、ゾウ、キリン、シマウマなど、都会の穴場として、現地の人達も憩う入場料は大人100バーツ、子供は50バーツ、と外国人料金設定でもお手頃なのが嬉しい都会のオアシスです。
住所:71 Rama 5 Road, Dusit

以上、私たちスタッフお薦めの、バンコクがもっと好きになる10の観光スポットをご紹介しました。美しい景色、おいしい料理、楽しい時間、全てをカメラと記憶に納めて楽しいご旅行をお過ごしください。

その他おすすめのタイ観光スポット

マーケット

また、東南アジア地域で最も商業活動が活発な観光都市、バンコク。ショッピングを心行くまで楽しむ事が出来ます。ジュエリー、お土産品、ファッション、アクセサリー、花、食べ物、食器、ロウソク、雑貨その他、欲しい物が必ず手に入るのがバンコクです。地元の人たちが訪れるチャトチャック・ウィークエンド・マーケット(英語:The Chatuchak Weekend Market )なら忙しい日常から解放されて楽しい時間を過ごす事も出来ます。 バンコクをもっと知りたい方には地元の方達も通うスアンルム ナイトバザール(Suan Lum Night Bazaar)や水上マーケットもお薦めです。バンコクは「東洋のベニス」とも呼ばれていて、イタリアのベニスのように運河が発達して、美しい水の都となっているのです。

家族で楽しめる観光スポット

サームプラン・エレファント・グラウド&ズー (the Samphran Elephant Ground and Zoo) では調教された象のショーからワニ対人間の決闘、マジックショーまでご家族で楽しむ事も出来ます。また日本語ガイド付きプライベートツアーもあります。

ローズガーデン (The Thai Village Cultural Show at the Rose Garden)では 毎日開催されているステージやコンサートを楽しんだり、タイの民族舞踊、キックボクシング(ムエタイ)や古代から伝わる剣の舞などを楽しむ事も出来ます。象に乗って記念撮影が出来るのも魅力です。象の糞から作られている美しい和紙のようなフレームに写真をおさめてもらう事も出来ます。

ドリームワールド (Dream World) には大きな遊園地があります。
ファンタジーランド、アドベンチャーランド、ドリームワールドプラザ、 そしてドリームガーデンに分かれていて、合計43ものアトラクションがあります。身長制限がこまかく設けられているので、お子様連れの方はご注意ください。ご家族向けのさまざまなアクティビティ、趣向をこらしたアトラクションあり、パレードありで、楽しい一日を過ごす事が出来ます。

サファリ・ワールド (The Safari World) ではサファリパークを楽しむ事が出来ます。プライベートツアーも随時行っていて、日本語ガイドをつける事も出来ます。

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タイ バンコクの医療保険

外国人居住者が使えるタイ、バンコクの医療保険

海外への旅行、移住の際に忘れてはならないのが医療保険です。バンコクは熱帯の発展地域、交通量も多く、食べ物の劣化が早いですし、水に当たることもありますから、自分の怪我や病気にすぐに対応できるようにしましょう。日本とは気候も風土も食べ物も違う土地にやってきてたのですから、次にするべき事は保険への加入です。自分にとって住みやすい場所を決めたら、すぐに手続きに取りかかりましょう。

バンコクでは高水準の医療を受けることができるので、スムーズに保険に加入できればバンコクでの生活は大きく安定します。日本からの駐在員には会社からサポートされている医療保険があると思いますが、現地採用の場合にはご自分で比較検討して加入する必要があります。

医療保険の重要さ

バンコクの暑い気候、雨期、暑期などの季節の移り変わりで、体調を崩される方も少なくありません。最初の一年は特に、ちょっとした咳や初期の風邪症状でも注意が必要です。薬剤師のいる薬店にいけば抗生物質も気軽に手に入りますが、病院にかかれば血液検査を受けることができ、結果もすぐにもらえて、薬もその日のうちに処方してもらえます。

タイを旅行するにあたって、義務化されているワクチンは現在のところありませんが、ポリオ、破傷風、下痢、腸チフスやウイルス性肝炎に対するワクチンは自発的に受けられる方が良いかもしれません。日本では破傷風のワクチンは大人には義務ではありませんが、先進国であっても破傷風ワクチンが義務化されている国はまだたくさんあります。小さな傷でもズキズキしだしたら一秒でも早く病院に行かなければなりません。また、もし性病をうつされた場合でも、病気によって軽いものであればバンコクなら薬店で薬を購入することができます。病院で処方される薬は日本のものよりも強力なので、バンコクにいる間に治したい人も多いのです。

バンコクでは基本的に医療費が安いです。入院費用も安い割に医療水準が高いので、タイはメデイカルツーリズムを行って、海外からも患者が多くバンコクへ医療を受けるためにやってきます。医療保険への考え方は人それぞれかもしれませんが、医療保険と損害保険への加入は大きく推奨されています。

タイには日本人を含む外国人を対象にした民間医療保険会社があり、長期入院にも対応した保険もあります。ご自分に必要な保障、不必要な保障を検討してバンコク生活をより安心できるものにしましょう。

医療保険 生命保険の一例

  • AIA (AIGグループ)
  • ミレア生命保険
  • バンコク生命保険
  • アユタヤ・アリエンツ CP
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