バンコクで賃貸契約成立後にするべきこと
賃貸契約を交わして、実際に入居する際に必要なものはなんでしょうか。
家具やインテリア、電化製品の準備
サービスアパートメントの場合は、ベッドなどの家具や電化製品など生活するのに必要なものはほとんど揃っていますし、インテリアも統一されています。何も追加購入する必要はないと考えていいでしょう。 ただし、洗濯機の備え付けがなく、設置も不可なところがほとんどで、ランドリーサービスを利用することになります。 その点はホテルに宿泊するのと同じです。
普通のアパートメントやコンドミニアムに入居する際には、前もって部屋に何が備え付けられているか、十分に確認をしておきましょう。 取りあえずは、タオルや寝具、トイレットペーパーなどがあれば生活はできますから、実際に入居してから部屋の大きさなどを考えて徐々に増やしていくのもいいかもしれません。
また、タイと日本は電圧が違いますので、日本の電気製品を使う場合は変圧器が必要です。 現地で部屋の大きさにあった電気製品をそろえることをおすすめします。
備え付け品の撤去について
すでに部屋に備わっている家具や電気製品を撤去してもらいたい、交換してもらいたいという場合は、家主に 申し出てみましょう。 不動産業者に紹介してもらった物件の場合は、仲介してもらったほうがスムーズに話が進むようですので、希望 があればまず業者に相談してみることをおすすめします。
電気&水道、電話&インターネット
サービスアパートメントは基本的にホテルと同じですから、いつ入居してもまったく問題がありません。 電話に関しては、外から部屋にかけられる直接回線はなく、オペレーターを介して部屋に繋がるようになっています。 室内のインターネットに関しては、全室 ADSL / LAN接続できるところと、無線LAN接続ができるところがあったり 有料か無料かなど、物件によって異なりますので、事前にチェックしておきましょう。
アパートメントやコンドミニアムの場合、電気や水道及び電話回線に関しては、入居までに家主側が用意してくれ る物件がほとんどです。 契約時に十分確認しておきましょう。 入居者がプロバイダ会社に自分で直接加入しなくてはならない物件もありますが、不動産会社が手続きを手伝 ってくれることもあります。
ガスについて
タイには都市ガスがなく、プロパンガスを使っています。 ガスタンクを使用できる物件は、管理事務所などで設置や交換を手配してくれています。 しかし、新しいアパートメントやコンドミニアムではガスの使用を禁止しているところが多く、電気コンロが備わっている 物件が多くなってきています。 キッチン付のサービスアパートメントに関しては、全て電気コンロ使用となっています。
証拠写真を残す
できれば入居して生活を始める前の段階で、部屋の写真を取っておくことをお勧めいたします。 コンドミニアムなど、オーナーによっては退去時にあれこれ難くせをつけてデポジットの返却を渋る場合もありますので 後でトラブルにならないように、壁や床にある傷や、多数用意されている椅子の数など証拠を残しておきましょう。 証拠写真は不動産会社にも渡しておくとよいでしょう。