借り主としてアパートやコンドミニアムの大家さんと交渉する場合にはいくつかの交渉術があります。何も難しいことはありません。ただ事前に知っていれば機転の効く対応ができると思いますので、いくつかご紹介したいと思います。
アパートやコンドミニアムの賃貸契約はパスポートと賃貸料2〜3ヶ月分の保証金を用意すれば契約ができます。保証金は、日本で言う敷金のようなものです。使用している期間に物件の汚れた部分や交換が必要な部分のリノベーションにその保証金が充てられますが、余った分は戻ってくるのが普通です。しかし、賃貸契約書はきちんと通読しましょう。
タイで賃貸契約をする際の注意点
賃貸契約を結ぶ前にその立地を良く確認しましょう。バンコクファインダーは同じ物件を長期にわたってお客様にご紹介し続けているので、物件、立地、地域についてお客様に生きた情報をご提供しております。
・近くに公園があるか
・騒音に感じるようなペットが近所で飼われていないか
・食料品や日用品を買える便利なお店が近くにあるか
・BTSやMRTへアクセスは良いか
・建物のセキュリティはしっかりしているか
・エレベーターは新しいか
・近所の人と話してみて、全体の雰囲気と求める生活があっているかどうかを知る
賃貸の解約
また、アパートやコンドミニアムの賃貸契約が切れるときに、貸し主からの保証金の返却が返ってこない、もしくは明らかに少ないと感じることがあるかもしれません。このような時には、すぐに怒ったり不快感をあらわにしてはいけません。ここは「微笑みの国」なのです。公の場所でネガティブな感情を表に出したり、相手の感情を直接損ねるようなことはタブーとされているので、穏やかに粘り強く交渉を続けましょう。もちろん不動産業者が仲介に入ることもあります。ご自分でどうしても解決できないときには、ツアーリストポリスに相談することもできます。ツアーリストポリスは旅行者がスリや詐欺、外国人としての被害に遭ったときに相談できる特別に設けられた部署です。