タイで起業するには

タイで起業する方は少なくありません。タイは物価が安いこともあり、タイに暮らすことは大変魅力的なのです。海外で大きくチャレンジするために起業を目標とする方は依然とても多いように感じます。また、起業すると、タイに土地を購入する権利も発生するので、タイで会社を設立後に投資として家を買う方もいらっしゃるようです。

タイで独立して起業家になるには

タイで起業するには日系のコンサルタント会社を経由すると起業することが出来ます。資本金が少なくても起業できるので、会社で働いていた人が独立して新規事業を立ち上げやすい土壌もあるようです。

しかしながら起業家というと聞こえはよいのですが、会社を創業すれば軌道に乗るまでが大変なのはどこも同じなようです。活動しているけれども業績が芳しくない会社も実は多いようです。

タイの日系企業・会社

現在タイでは約9000の日系企業があります。
数字で見るととても多い数字だと思いますが、その実態は次のような感じです。

存在している9000社のうち、実際に活動している企業は7000社前後です。活動している7000社のうち、2000年から2005年に創業を始めた会社が2200社以上あります。このことから、昨今タイで起業することに興味を示している日本人が急増していることが分かります。資本金については、半数近い会社の資本金は500万バーツ以下で、日本で言う中小企業といった大きさの会社が多いようです。

業種は製造業サービス業、卸・小売業、運輸業、飲食・宿泊業、建設・設備、不動産、金融・保健、教育、農林水産業などがあります。一番多いのは製造業で、中でも自動車関連、電気機械器具、ゴム・プラスティック、食品といった製造業が盛んです。

製造業への注目

タイを旅行している限りは、飲食店・ホテル・セキュリティといったサービス業への需要が高いように感じられますが、タイでは製造業が盛んなのです。その理由は、

・労働力が比較的安く、高騰する見通しはまだない
・労働者の質が良い
・タイから第三国へ輸出を行いやすい

といったものです。